私は都内でSEとして働く30代の男性会社員です。仕事がいつも遅く、疲れ果てて家に帰ってもリラックスしたくて、夜中までスマホをいじっては遅くに寝るという生活をしていました。
そのうち食事の時間も遅くなり、生活も乱れ、いつしか体重も増えていきました。
きっかけは友人の「太った?」の一言
そんな時に、久しぶりに会った知人から言われたのが「太った?」の一言。
薄々体重の増加には気づいていたものの、面と向かって親しい友人に言われたことがショックでした。
学生時代ずっとスポーツをしていた私は、運動漬けの日々を送っていた反面、一般の方に比べ食事量も多くなってたと思います。そのため社会人になってからもその癖が抜けず、大食いが直らずにいました。
しかし、この友人の一言がきっかけで「ダイエットしよう!」と決意しました。
痩せるにはやっぱりスポーツ!食事制限はほとんどしない
ダイエットというと二言目には「食事制限」と言われていますが、運動経験のある私の持論では「消費エネルギー」と「摂取エネルギー」のバランスが整っていれば、無理な食事制限は不要であると考えていました。そこで私は食事制限なしのダイエットに挑戦することにしました。
私が実際に行ったのはスポーツダイエットです。スポーツダイエットといっても特別なことをするわけではなく、具体的にはランニングでのダイエットを行いました。
「ジョギング」は、時間の割に消費カロリーが少ないというのは聞いたことがあったので、あくまでも「ランニング」にこだわりました。走るスピード、そして定期的に続けることを意識しました。
最初は週に3日ほど、1日3キロくらいおこないました。時間にすると10分〜15分で終わる運動です。
わずかな距離ではあったのですが、ジョギングではない「ランニング」だからこそ結構疲れました。しかしその疲労感のおかげで、寝付きが良くなり、それまで夜更かししていた生活が改善されて少しずつ就寝時間も早くなっていきました。
ランニングダイエットを初めた結果
もともとダイエット前から人より食事量が多かったためか、ランニングを始めてからも食事量が特段増えることもありませんでした。
その結果、それまでと同じ摂取エネルギーに対して消費するエネルギーが多くなっていき、ランニングによる筋肉もついて、少しずつですが体型にも変化が現れ始めました。
1ヶ月ほど経つとそれまで週に3回、1日3キロ程しか走れなかったのが、少しずつ走るのがラクな身体になり、物足りなくなってきました。そこで、体調を見ながら少しずつ頻度を増やしたり、距離も伸ばすことにしました。
ポイントは無理なくトレーニング量を伸ばすこと
ここでポイントなのはあくまで「無理なく」ということです。急に調子に乗って距離を伸ばすと辛くなるのはわかっていたので、最低限の3キロを維持しつつ、「まだ行けるな」と思ったときだけ距離を伸ばすという風にしました。
3ヵ月ほど経つ頃には週に5回、1日5キロ程度のランニングをおこなえるようになりました。
このくらいになると効果ははっきりと現れて、以前の体型を取り戻しつつありました。
その後もランニングを続けて、結局は週5回、1日8キロ程度に落ち着きました。
この頃には完全に以前の体型を取り戻すことができていました。
最大70キロまで増えた体重が62キロまで戻りました。
これは運動をしていた学生時代と変わらない体重です。
まとめ
私の体験から言うと、このランニングダイエットはダイエットの中でもおそらくキツい部類に入りますが、やり切れば必ず効果は出ます。それは食事制限をしなくてもです。
今はダイエットという感覚よりは「体調維持のため」という感じではありますが、今もランニングは継続し、おかげで整った体系をキープすることができています。
ランニングは特別な道具も必要ありませんし、すぐ出来ます。ダイエットにお悩みの方にはおすすめです。