寒い季節は、つい運動不足になりがちですね。これから年末年始を迎え、お酒の機会も増えることから、体重の増加が気になる人もいるのではないでしょうか。そこで今回は、私自身の体験を元に、一時的に体重を落とすハードなダイエットではなく、リバウンドのない太りにくい体質をつくるために欠かせないポイントを三つ解説します。
バランスのよい食事で健康を維持する
ダイエットといえば、まず食事制限です。でも、むやみに食事の量を減らせばよいというわけではありません。なぜなら、私たちはさまざまな栄養素をエネルギー源として生命を維持しているからです。
例を挙げると、ダイエットで制限されるものの代表格としての炭水化物があります。ですが、炭水化物は三大栄養素の一つであり、糖質として脳や神経のエネルギーとなります。炭水化物が不足すると、脳のエネルギー不足による集中力の低下や、ダイエットで重要な基礎代謝の低下を招きかねません。
同じことが脂肪分やたんぱく質についてもいえます。これらを完全に断ってしまうのではなく、必要最低限は摂取しましょう。大切なのは取るべき量をコントロールすることです。バランスのよい食事で心身の健康を保つようにすることが大切です。
運動で脂肪を燃焼させる
長年の運動不足や生活習慣などで脂肪が蓄積されていた場合、食事制限だけでは痩せることができず、すでに蓄積された体脂肪は減りません。
本当の意味でのダイエットとは一時的に減量することではなく、脂肪を燃焼させて太りにくい身体をつくることといえるでしょう。太りやすい体質を変えない限りリバウンドの可能性があります。
そして、脂肪を燃やすためには運動が欠かせません。太りにくい体質とは脂肪燃焼率が高い体質のことをいい、それはつまり基礎代謝が高いのです。また、脂肪を燃やすためには筋肉が必要で、筋力が弱い人は脂肪燃焼力も弱くなります。
身体に酸素を取り込むジョギングやウォーキングなどの有酸素運動は脂肪燃焼率を高めてくれるのでおすすめです。毎日行うと身体にリズムができ、効果もアップしますよ。一方、瞬間的に息を止めて行う無酸素運動は筋力アップに効果的です。筋力アップをした上で有酸素運動を行うとさらに効果的です。
ただあくまで個人の運動経験に合わせて、無理のないように行いましょう。
生活習慣を見直して自己管理する
ダイエットの本来の目的は目標体重まで減量することではなく、その体重を維持することにあります。
体重増加の主な原因は生活習慣にあるといわれています。ここで、あなたの生活習慣や食生活を見直してみてください。間食や夜食、不規則な生活などをしがちではありませんか。運動不足もその一つですね。
今までの生活を振り返って、何が体重増加の原因になっていたのかを探り、改善していきましょう。
まとめ
以上、ダイエットを成功に導く三つのポイントを紹介しました。少し面倒かもしれませんが、毎日の体重や食べたものを記録するダイエット日記をつけることをおすすめします。心が折れそうになったら、初心を思いだしてモチベーションを維持し、ぜひダイエットを成功させてくださいね。